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『第42回日経フランチャイズショーに参加して』
昨年に続きこの時期の
No1イベントです。
今回は、飲食と非飲食で会場が上下で
別れての開催でした。良かったのか?
会場、開催手法は横に置き、
今回参加し、感じた事は、
大手が多い!と感じた訳です。
ざっと挙げると、
1番は、マック、マクドナルドの参加
ロイヤルの天や、
ワタミに変わったサブウェイ
ウエンディーズとコラボのファーストキッチン
その他常連のコメダ、ビアードパパ
天下一品、赤から、韓丼・・・
成長の手法に大手もFCを選択!
マックのFCスキーム
驚きの出店のマック、マクドナルドですが、
FCのスキームは、直営の転売でのFCです。
加盟金500万円
自己資金2500万以上で
最低1億円の直営を購入し加盟する。
研修が、18ヶ月の1年半
転売候補は、限定された店舗でしょうが、
中には、2億レベルのお店を転売もある様です。
2988店舗だったかの店舗数で、
今更FCを行う理由は何か?と考えると、
この転売スキームを選択する意味が
何気に見えてきます。
会社のとしての成長スキーム
セカンド業態が全く育たないマック
アメリカ本部との関係や上場企業
としての立ち位置、社員の高齢化、採用の
厳しさ等々、その苦しい立ち位置が見えて
きます。
短期的に売上と利益が稼げる
直営の転売スキームで苦しい人材面を
加盟店に被せ、営業権という大きな
売上利益を一気に稼ぐスキームは、
蛸の共食い的、ある意味末期症状では・・・
その他大手の出店
コメダは、まだ出店余地があるのか?
大阪ではもう無いとの噂、
バーガーキング、ファーストキッチン
のハンバーガーも世の中FFだらけ
激戦中の激戦、勇気がいる
ちょっと面白いと感じる
ロイホグループの天や
でも詳細を除くと投資が7,000
〜8,000万円と中々厳しい
その他、赤からの加盟金0スキーム
ファーストキッチンは、金銭支援まで
こんな感じで、大手のFCは、
全て手段化しているのが現状です。
そんなFCショーの中で最も多いのが
ラーメン店です。
10ブランド位は、出店してた感じです。
ただ今回は、余り有名チェーンは、
少なかった様に感じました。
独自化がどんどん進んでいるのが、
ラーメン業界のトレンドなのか・・・
その他2業態、中国、台湾、韓国での
成功ブランド、一つがチキンバーガー
二つが、紅茶?アイスティーブランドです。
結構大きくブースを構え、お客様を
集めていたのが、特徴的でした。
時代は、新たなFCを求めてます。
成長の手段でありつつ、自店舗の
良さ=コンセプトを多くのお客様に
伝え、共に成長する仲間を全国に繋ぐ
そんなFCとしての良さを目指すあなたを
時代は、求めております。
FCショーに出展できるだけの収益性
を持つことが第一です。
直営少なくとも3〜5店舗をモデル店化
出来ている事が求められます。
『コンセプトと仲間を全国に広げる』
これがフランチャイズです。
日経フランチャイズショーの舞台に
上がることを目標に頑張って欲しいです。
確か大阪でも開催がある筈、
次は、そこで定点観測ですね!