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『大手は増収増益、小規模は、倒産増!?』

不景気が続く中、物価上昇も
継続する中の外食業界ですが、

倒産件数過去最大を更新との話題も
ありますが、大手の外食企業は、
増収増益が連続しており益々規模別

の格差がどんどん広がりつつある
を実感するものです。

物語コーポ半期で45店舗出店
松屋売上20%アップで賃上げ7%決定
マクドナルド直営、FC合計8,000億円超え

2024年倒産件数894件
過去最大の2020年上回る・・・・・

 

この大きな違いが規模の違いです。

大手は、逆風時に大きく伸ばし
小規模は、逆風を大きく浴びて後退!?
そんなイメージですね!

 

この違いは何か?

同じ環境下である中、
食材の値上がり等に関しては、小規模店より
大きな打撃を受けるのが大手です。

しかし、売上、利益共に好決算の
連続という事実、餃子の王将などは、
数年前のマクド同様に値上げに次ぐ
値上げを行いつつ、顧客満足指数は、
下がるでなく、上がるとの事

大手は、思い切った値上げ戦略、
中小は、値上げを我慢の渋り戦略
その明暗が好業績と不振に次ぐ不振
と真反対の結果です。

では、小規模も値上げすべきか?

どうでしょうか?

そんな簡単では無いのが現実のようです。

大手の強みは何か?
と再考すると、多くの業態とも
ターゲットが明確でコンセプトと
収支への取り組みが大胆ですね!

比較して、中小はと考えると、
コンセプトが曖昧で大胆な取り組みが
苦手なものです。

取り巻く環境が大きく動く中、
逆風、逆境時は、大手より中小が
伸びる時代と言われるが、

今やその謂れは、過去のものと
なりつつあるのが現実です。

大手は嫌でも、経営判断を求められる

この厳しさが、寧ろプラスとなっている。

好不況の波に、否応でも対応、対処
しないとダメなのが大手です。

この数十年に及ぶ不況の連続で、無駄な
贅肉は、全て落とし切り筋肉状態と
なっているだと推測されます。

中小は、変動に対して、我慢レベルで
変化なく乗り越えれるメリットが
継続した不況時には、積み重なった
マイナス面として重しを背負っている
現状です。

今を乗り越えるだけでは、ダメで、
中期的な視点を持つことが今後の
日本では、かなり重要な視点です。

まさに今の中小は、中期的な視野すら
持てないのが現実となり、結果が
大きな倒産増に繋がるんですね!

攻撃は、最大の防御なり!
今まさに攻める事が求められる時代です。

攻めれる力、ヒトモノカネのストックが
ものを言う時代です。

小規模は、強みを前に前に押し出し
訴える事が必須条件です。

力が弱いと負けるんでなく、強みを
明確化して、作り上げて、攻める!

転換の時です。
待ったなし、小規模の機動力を
最大限に活かす戦略を再構築です。

コンセプトと収支の目処
この2点を再構築し、戦略転換です。

まだ厳しい現実は、続きそうです。
スピーディーな現状対応に意識を
向け一日1日を変化ありきで前進、

そんな意識改革が現状を打破し
さらに伸びる準備だと思います。

今日、一歩前進!
この意識が今重要です。