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飲食店多店舗化『その2、差別化コンセプト』

コンセプトメイク8ステップ
その2、差別化コンセプトです。

コンセプトメイクを8つの切り口で
考えることで、明確になる。
8つの切り口が下記です。

  1. 基本コンセプト
    https://foodno1.co.jp/bg/archives/2370/
  2. 差別化コンセプト
  3. 商品コンセプト
    https://foodno1.co.jp/bg/archives/2381/
  4. 接客コンセプト
    https://foodno1.co.jp/bg/archives/2390/
  5. 店舗コンセプト
  6. 販促コンセプト
  7. ターゲット
  8. オーダーストーリー

その2、差別化コンセプト

その1で基本コンセプト
https://foodno1.co.jp/bg/archives/2370/

を定義しました。

この基本コンセプト

誰に、何を持って、どんな価値提供

この3つの差別化を定義するのが
この差別化コンセプトとなります。

カフェに例える差別化コンセプト

ドトールコーヒー
スターバックス
セブンイレブン

この3店舗は、みんなコーヒーを売ってます。
しかも、千、万単位の店舗数が存在し、
共存している3店舗です。

同じコーヒーを売る店であっても
コンセプトが差別化されているが故に共存を
可能にしている訳です。

 

 

 

 

上記のように
お客様が感じる価値、お店側が提供するポイント
そして、その価格帯のイメージで表現しました。

差別化コンセプトの切り口

このような手法で、類似店をターゲティングし
そのお店の特徴を上記3点で書き出す
そして、自社のコンセプトを導き出す方法を

ベンチマーク手法と良く言います。

またもう一点有名な手法が
ポジショニング思考です。

縦軸、横軸で自社のコンセプトが優位に立つ
ポジションを定める思考です。

縦軸、横軸を見つけ出す事が
重要なポイントです。

縦軸、横軸が差別化のポイントになり得る観点です。

切り口を考えるポイント

よく間違えがちな切り口発想が、
自分よがり思考です。

視点が、自分(売り手)視点である事です。
このミスマッチがよく見受けれる現象です。

切り口は、全てお客様目線で考える事が大事です。

単純にボリュームがある焼き鳥が差別化としても

それを望むターゲット、ニーズや不満に答える
トータル的なコンセプトが貫かれていないと
中々、お客様には、伝わり難いものです。

差別化ポイントとは

ここでまとめます。

差別化ポイントとは、
言い換えれば、基本コンセプトに於ける

1、ターゲット
2、独自資産
3、ベネフィット

この3点を裏付けするポイントと
理解して下さい。

この独自資産が独自と言える意味、

ターゲット客層を設定している意味

提供する価値の意味、違い

このような意味合いで考えると
少し分かり易いものになりませんか?

コンセプトという大きな切り口で
ボヤーとしたイメージなものを
誰でも具体的に考える事ができる事が必要です。

コンセプトが大事と分かっていても
その考え方が見えないと、実際に考えることに
繋がらない訳です。

ですので、1〜8はリンクしつつ、
タブル点も沢山あります。

この点は、今後も気にせず確認頂ければと思います。

差別化コンセプト
他社と比較した際にお客様目線で
自店舗が優位に立てるポイントです。

ライバルの設定からスタートして見ては如何でしょうか?

次章は、商品(メニュー)コンセプトの切り口です。