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飲食店多店舗化『3店、5店になった経営者が犯す間違いシリーズ』

その3:間違わなかったから今がある!?

シリーズの3回目は、ちょっと切り口を変えて

3店舗、5店舗になっている方が、
なぜなったのか?壁を突破できたのか?
その初期段階の大事な視点を伝えます。

3店舗、5店舗の壁を越える急所は、2店舗目にある

どうでしょうか?
そうそうとの声が聞こえてきます。

しかし、2店舗目のどの視点か?
ここには、人それぞれ違いがある筈です。

あなたの2店舗目の根拠は、何ですか?

私が考える3店舗、5店舗の壁を悠々と
超えている方の初期段階の理由は、

『2店舗目段階で経営者が店長を卒業している事』

であります。

勿論、中には、1号店から経営者の立場で
スタートしている方もいると思いますが、
その方は、ここでは、例外とさせて下さい。

なぜ、2店舗目で卒業する事が大事なのか?

これは、複数の要因があります。

一番は、2店舗目を見た出店じゃなく、
3、4、5まだ先を見た上での2店舗目
との捉え方があるが故に、店長を卒業する。

2番は、2号店を出す際に自分が両店舗を
管理監督出来る為の人員の採用、育成を
行っている

3番目は、店舗の規模等もありますが、
1号店がそこそこの人材を抱えれるだけの
収益性が確保できている事です。

この現実的な収益の高さと想いである
VISIONや経営計画的思考が2号店の
出店時の組織作りに繋がります。

2号店出店時に2人の店長を誕生させる

その上で、自分は、両店を回れる体制が
出来ている訳です。

2号店出店時に最も重要な事は、何か?

自分が離れる1号店の売上、収益が下がらず
2号店と同様にアップする事です。
勿論、理想ではありますが、自分が抜けて
売上が落ちた・・・・にならない事が重点です。

だからこそ、2号店に入ってしまい、身動き
取れず、1号店がボロボロとならない体制を
作り上げる事が大事な視点です。

同時に考え、進めることは、

3号店を見据える事を忘れては
はいけない訳です。

2号店の際には、3号店が見えている、
うまく行くか?は別としてイメージできている、
段取りが進んでいる事が大切です。

3店舗、5店舗の壁を超えて
2桁展開にいく経営者の共通点があります。

それは、兎に角”早い”んです。
思考が、行動が

『スピード』

が大事です。
スピードは、経営者の想いや理念の
表れだと私は想います。

 

加速をつける2号店のオープン!
その為には、店長を2名育て2号店へ
行く事だと思います。

壁を超えて行きましょう!

今回は、ここまでです。