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飲食店多店舗化『店長にPLの理解は必要か?』

損益計算書の理解が

出来ない店長が居て良いのか?

答えは、NOです。

その根拠は、

  1. 店長は経営者の代行業
  2. 店長の役割は、お客様満足を最大に得つつ、
    会社満足をも最大化を目指す事
  3. お店の問題点の解決が主体業務
  4. 問題点は、お客様、会社満足の不足を指す

ざっと根拠はこんな所だろう、

順番に解説するとする。

1、経営者の代行業

店長は社長に代わり、地域のお客様に

会社が掲げるQSCを通して最大限の価値提供しつつ、

会社経営継続と成長の為の利益を確保するものです。

世の中への貢献が価値提供であり、その結果が

お店の売上として帰って来ます。

多くの価値提供を行う為に、多店舗化を行います。

社長は一人です。

一人で多店舗の管理は無理、よって、店長にその業務の

一部を委託するものです。

このように、お客様への価値提供は、

継続的な売上として帰って来ます。

この売上を得る為の、

適正な営業の手法や人員の配置により

運営継続に必要な利益を得る事が出来る訳です。

価値提供の対価の売上が経営数値としての

損益計算書で、適切な費用投下にて得られているか?

を測る事で、継続や改善が行われます。

その数値の理解なくして、改善も継続も

意図的には難しいものです。

2、店長の役割は、お客様満足を最大に得つつ、
会社満足をも最大化を目指す事

店長の定義を自社にてどのように定義するか?

がポイントです。

お客様への価値提供のリターンとして

売上という価値を受ける。

その売上を得る為に適応な経費を使い

継続的な売上を得れているか?

このポイントを店長の仕事とするのか?

しないのか?という考え方です。

3、お店の問題解決が主たる仕事

店長が持つ役割を顧客満足と会社満足双方と

仮定すると、お店で起こる店長が関与する

問題点は、2面性を持ちます。

一つが、お客様に価値提供がきちんと出来ているか?

二つが、その結果、会社が得ようとする価値を十分に

得る事が出来ているか?

二つ目の数値(売上や収益)を店長責任とすると

数値の理解なくして、数値の改善はできない。

4、問題点とは、お客様、会社の不満足を指す。

これも繰り返しになりますが、

不満足とは、理想と現実のギャップです。

会社満足に関しては、それを数値=損益計算書にて

表すのが経営の手法です。

数値が読めないと、問題点が見えない。

となります。

1、2、3、4全て関連する内容です。

大きくは、やはり①の社長の代行業です。

小さな社長です。

店舗という単位で、

お客様に最大限な価値提供を行い

最大な価値を受け取る努力を行う

事が役割です。

そして、受け取る価値が想定通りか?

究極のこの1点が、評価ポイントです。

損益計算書は、店長の通信簿です。

通信簿は、苦しみでもあり

最大の楽しみであります。

良し悪しが定期的に判断される、

だからこそ、継続的に仕事が楽しくなる

ものと私は思います。

店長は、小さな経営者です。

この意識で、店長業務を考えると

店長の価値は、すごく高いものと

認識出来る筈です。

店長という仕事、役割を価値ある仕事と

する事が経営者の最大の仕事と認識してます。

そんな社長を応援する事が、

弊社の、私のミッションです。