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チェーン理論に於ける
飲食店店長の5大職務
どれも難しい言葉が多いので、
順に一つづつ解説を行なって行きます。
今回は、2番目の
「その2.部下の考課と教育」
について解説していきます。
部下の考課と教育
店長が持つべき技術
『稼働計画と作業割当』
この技術を支えるのが
部下のレベルです。
あるべき基準を定め、お客様満足と
会社満足を充足する役割が店長の職務です。
お店には、大小ありますが、
中々店長一人ぼっちで、2つの満足を得る事は
難しいものです。
お客様満足の為の作業とそのレベル
会社満足の為の作業の確実性と守備範囲
店長は元より、共に働く社員、バイトに
求められる技術であります。
この能力を部下に具備させる
店長が持つ第2の技術が、
この部下の考課と教育です。
聞きなれない言葉として
考課という言葉があります。
考課とは
部下の不足する知識や技術を計る事です。
考え方は、至ってシンプル
あるべき基準ー現レベル=不足する知識、レベル
何が不足しているか?を明確にし
トレーナー、トレーニー共に
不足点を共有することが教育の第一歩です。
現在地を共有してないことで
行き違いが起こり、教育が噛み合わない!
出来ているつもり、店長目線では、まだまだ
この不効率をまず除去した上で
教育に入ることが、
教育効果が倍増、倍速するんですね!
大事なポイントは、
考課するには、求める基準が明確なことです。
そして、教育です。
教育の第1歩は、基準を頭と目と耳で
教えることです。
口で喋り、あなたがやって見せる事です。
喋りだけではなく、
やって見せることが必須です。
頭と目で耳で
この3つに擦り込むことです。
教育とは、共育です。
共に育つ感覚が重要です。
教え上手になることが、
トレーナーの課題です。
トレーニー(教えられる側)は、作業を
マスターし、実践できることですが、
トレーナーは、より効率的に
トレーニーを教育できるか?を
求められている訳です。
だから、共育、共に育つの理念です。
そして現実問題として、
最も大切な教育観点は、プロであることです、
時給900円や1000円のバイトでもプロであることです。
お客様の大事な時間を”おもてなし”
出来ないとダメなのです。
教育の成果は、理想通りに
実行できることです。
結果無くして、教育の成果はあり得ません。
そう考えると、
教育には、読んで字の如く
教える、と、育てると
ある様に、教えるだけでなく育てるんです。
そこに必須なのが、訓練することです。
お客様に充分な満足を得れる様に
行わなければならない基準のサービスが
繰り返し繰り返し提供し続けれる様に
練習、訓練、練習、訓練が必要なんです。
ぎこちないバイトは、明らかに訓練不足です。
訓練が足りてない選手は、試合には出れない!
高いレベルで接客が実現できる様に訓練です。
仕事が高いレベルで出来れば、できる人も
楽しく仕事ができる様になる訳です。
オーダーリングの作業とグリーティング
料理提供の作業とグリーティング
レジの作業とグリーティング
全て繰り返し、繰り返し練習、訓練が
教育には、必須の要素であることを
忘れない様に、
決して、口だけで、教える店長には
ならない様に、
良くある、『分かったよね!』『できるよね!』
『だいたいで大丈夫やから』『慣れが大事やから』
自分たち目線でなく、お客様目線で
全てを考え組み立てる、基本ですね!