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チェーン理論に於ける
飲食店店長の5大職務

どれも難しい言葉が多いので、
順に一つづつ解説を行なって行きます。

今回は、5番目の
「その5.報告書の完全記入と期限内提出」
について解説していきます。

『報告書の完全記入と期限内提出』

これまで1つずつご紹介してきた5大職務を定義した、

全体理論が、チェーンストアーの理論です。

勿論、アメリカ発です。

 

 

 

 

この第4項目は、

アメリカと言う日本の25倍もある

国土の広さが関係します。

経営の効率を考えるに、

いかに少数で成果を上げるか?

が大きな観点です。

国土の大きなアメリカは、本部から

の距離が日本の比較にはならないレベルです。

この距離感を補うのに仕組みが必要になります。

当然、多店舗化を行うことでの

店舗の複数化も合わせての話です。

人が一人で管理できる店舗数は?

と言う議論がありますが、その答えは、

さて置き、少数で多店舗を管理できる仕組みを

考えるに、報告書の活用が必須になります。

会社が、重要としている視点や数値を

決められたフォーマットに期間毎に記載し

報告することにより、遠隔地で状態や進捗を

把握する為にです。

大事な観点は、

会社が大事にしている視点、数値です。

 

 

 

 

このポイントの相互理解が(本部と店舗の)

報告業務を通じて、深まることが大事な点です。

しかしながら、時代変化に伴い

報告書と言う紙ベースから

インターネットを介した、システムに

変化しているのが現在です。

POSシステム

売上管理システム

などが、それに当たります。

レジスターにリンクしたシステムが

同時に大事にしている数字に置き換え、

表現してくれる訳です。

よりタイムリーに、

間違いないように報告が

自動でできる時代です。

このようなシステムが

低価格で存在しています。

導入することが必要と思います。

報告書同様に

重要な指標をタイムリーに共有し

問題把握、解決を早期に実現する事が

より容易に実施できる仕組みが存在するのです。

大いに活用するべきです。

 

 

 

 

文字を書くことの重要性は、

忘れてはダメです。

書くことで理解が進む、深まることも

重要な観点です。

重点指標は、システムで自動算出できるが、

その数値や状態を月次の営業報告書的な

形で、会議にて報告する。

この会議開催がさらに重要です。

報告書があるから、会議が不要!?

ここは、色々あろうかと思いますが、

私は、会議必須論者です。

現代は、報告書の記入に徹夜するや

多くの時間を費やすより、その数値や状態を

観て問題を解決する為の議論や

その行動の進捗や結果の議論に

重きを置き、解決施策に重点を置くように

したいものです。

まとめ

報告業務は、重要な観点です。

会社として、重要な視点、数値を定め

定期的に報告や共有できる仕組みを社内に持つことです。

展開や問題解決のスピードは、

視点、観点の共有と、その数値の共有により

早まります。

スピード経営の為にも

報告業務に変わるシステム導入、

3店舗レベルからは、検討しましょう。