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こんばんは。
『飲食店多店舗化の壁』突破パートナー
山口(FBこちらから)です。

今日は、政策金融公庫の
担当者の方と情報交換

タブーな質問ばかり投げ掛けました。

その1
事故率何%ですか?
その要因は何ですか?

明確な数字は公表×
でしたが、要因に関しては、
販売不振(売上不足)!!

教科書通りの答えでした。

販売不振でのパンク要因
少し詳細にまとめて見ますね!

1店舗で終わる人の共通項

脱サラ、料理人から
独立開業にて、第1号店にて
躓く事が多いです。

その要因は何でしょうか?
大きく分けると先ずは、

知識不足が1番!!

ではどんな知識が不足しているか?
という事ですが、単純です。

多くの方は、大なり小なり
金融機関から資金を借入て
開業する方が多いです。

借入をすることが間違いとは、
全く思ってませんし、要因でも
ないです。

寧ろ1番は、借入が出来るのに
少ししかせず、運転資金に困り
詰まってしまうパターンです。

創業時が一番借入はし易いです。

自己資金の積み上げがあり、
短期的に多店舗化を目指すなら

初期は、色んな手段を講じてでも
多めに借入するべきですし、最大の
チャンスな時期なのです。

話しを戻しますが、知識不足ですね

返済は、利益から行います。

返済原資は、利益です。
これが一番の知識不足です。

1号店は、軌道に乗るのに
少々時間が掛ることがあります。
その際に、運転資金というものが

必須になる訳です。

しかし、借金は良くないという
先入観にて、借入を少なくする
傾向が多いです。

それで良ければ、資金が
回れば問題ないですが、軌道に
のるのに時間が掛った際は、

一気に難しくなる訳です。

例え、1号店が利益が出ていても

黒字倒産は決して少なくないんです。

1000万円を5年で借りると
月当たり返済は、20万円弱程度でしょう。

売上150万円で利益10%で15万円
15万円-返済20万円=赤字5万円
となります。

これにダブルパンチで税金が来ます。
税金は、15万円の利益に掛ります。
返済後の残金ではないです。

知識不足をまとめると
①返済は、利益から行う
②返済以上の利益を出さないと詰まる
③その上、税金が利益に掛る
この3点の知識は必須です。

2つ目は、売上と利益不足そのものです。

借入があり、その上で
1号店の利益率が10%以下

3%や5%程度では、黒字倒産ピンチです。

3%程度では、継続はほぼ無理です。
売上が、1000万円程度もあるんなら
話しは別ですが・・・・

ですので、1号店で良く考えないと
ダメなのは、初期投資に於ける借入額と
その月次の返済を理解した上での

売上と利益です

利益率は、最低でも10%以上

その後多店舗化を前提とした、
必須条件というなら、20%
私は、お伝えします。

3%や5%の利益率での
事業計画なら自殺行為です。
辞めるべきです。

必然的に3つ目の条件は、

コンセプトと事業計画が甘い
大甘であるという点です。

ここでは、1号店、2号店では、

3%5%は利益とは言わない

10%以上を利益という、必要なのは、20%

以上です。
如何ですか?分かって頂けましたか?
長年掛けて貯めた資金プラス借入金を
なくすことは簡単です。

しかし、それを増やすには、
知識と経験が必須です。

初期の初期を話しました。

3%や5%の利益でお店を増やせば
利益が増えるなどの理論があるようですが
その様な理論は、あり得ないのが現世です。

しっかり、勉強し
計画を組み、充分な資金を持って
開業にあたることをお勧め致します。

計画の組み方
資金調達の支援
トータル支援
対応しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

以上です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「飲食店2店舗目の壁」に
ついてお伝えしました。

この壁が最も多い壁かも
知れないですね!

政策金融公庫の方も
申し込み時に利益率を
一番みられるそうです。

3%や5%では、自滅です。
10%以上20%を目標に
初期の計画を、コンセプトを
組み立てることです。

20%を達成すると、回収も早く
資金がプールでき、実績評価にて
追加の調達も可能になり

展開に拍車が掛ります。
1号2号は、利益率に拘ることです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

株式会社エフワンコンサルティング
飲食店5店舗の壁突破パートナー

山口 雄二