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『飲食店多店舗化の壁』突破パートナーの山口です。

起業に関する本を読んでました。
飲食業界では、独立と言います。

興味は、起業と独立何が違うのか?
違いが有るのか?

本を読み進めて行く中で、
起業という言葉で

私の頭に中に浮かぶ企業名が
2社浮かんできました。

1社が、求人から大きくなった会社
もう1社が、FCビジネスでその基盤を造った会社

どちらの会社の精神も起業家育成的な
理念があったように記憶してます。

そして、現にその会社の出身者には、
起業家が多く大企業の経営者も
居られると思います。

私事で考えても規模感は、
小さいですが、大なり小なり独立している

元同僚や部下、先輩
ざっと思い返すだけでも
20名程度の独立者(起業家)がいます。

その中で非常に
面白いことに気付きました。

私のブログ等を見て下さってる方や
お付き合いの古い方は
御存じでしょうが、

私は、大きく2社にて
飲食店の多店舗化に
携わっておりました。

一つが、ファミレスのチェーンです。
洋食です。

もう一つが、餃子店、韓国料理店です。
大きく居酒屋系です。

約10名づつ20名の方々がいますが、
約90%の確率で共通点があります。

ファミレス(洋食)での同志は、
今現在も洋食です。

居酒屋系の同志は、
今も尚、居酒屋系(お酒を出す)

こんな共通点を見つけ出し、
同時に多店舗化を成し得ている
人達にも共通点があると思い

今日は、多店舗化をしている人に共通する点について

書いて行きたいと思います。

独立と起業の大きな違い

独立と起業では、主語が違う?
と言いますか

独立は、自分事
起業は、他人事(問題解決的)

このような違いが有るんじゃないかと
私は思っています。
この事は、良否を意味する事ではないです。

この観点で私が知りうる約20名をの方々を
見返してみると
圧倒的に独立者が多いです。

ダブルスコア―程度で独立者が
多いです。

ここは、独立者、起業者を私の概念で
分類した上での
共通点という事です。

独立者、起業者の明確な違い

分類した基準は、私の頭にあります。
その基準はと考えると、やはり1番は、

店舗数という切り口です。

独立者は、大半が3店舗以下
起業者は、3店舗以上

このような共通点が詳しく
分類すると見えて来ます。
この要素から薄っすらと見えて来ることは、

何でしょうか?
先にも少し触れましたが、

独立と起業の違いです。

自分軸か問題解決軸かという
起業(独立)の動機が
店舗数に影響するんじゃないかと思います。

これも良否ではなく
自分が描く世界観というか、
理念というか、

目指すべき、ヴィジョンや
ミッションというものが

明確でなくとも、
薄っすらとでも持ち、
そこを目指しているか?

いないのか?の思いの強さが
見えたり感じたりします。

やはり、独立と起業の
違いは大きいな差である
ように感じます。

極端に言えば、
独立=ゴール、起業=スタート

真逆的なイメージすら感じる気がします。

この流れで、起業者=10店舗以上と定義すると

その他気付く共通点を順に述べて行きます。

共通点2つ目です。

業態のコンセプトとその事業計画(投資と回収)
明確な基準を持ち出店している様に推測出来る。

モデル店やパッケージとかと
言われますが、

自分達軸だけでなく、
お客様のニーズまで考え業態を
構築している。

プラス収支も計画的に
モデルを設定している。

当たり前のことですが、
これが、今の時代
少なく、珍しいのかもしれないですね!

モデルを設定しているから、
続くこととして
モデルと現状の誤差が気になります。

その為の数値と状態の
チェックを実施している。

言い変えれば、3つ目は、管理会計と状態管理

が月次のパターンで数値と状態で
明確にされ、
問題点がいつも明確になっている。

数値管理は、
目的ではなく目標ですね!

目標通り行っているという事は、
行いが間違ってない
お客様に伝わっているという判断ですね!

このような月次の取り組みが成果を生みます。

その結果として、4番目の共通点として見えるのは、

経営者が現場から抜けている事ですね!

人を育てる仕組みができつつ有り、
社長が現場から
抜けているという事は、

言い換えると、No2、3的な
人財が育って、社長は、社長業に
専念出来ている訳です。

だから、加速しますよね!
スピードが付く訳です。

仕事の分業化(専門化)に繋がります。

分業化=組織化が進む
会社らしくなる=価値観が定まって行く。
理念が浸透するイメージですね。

迷いがなくなります。
これもスピードアップ
に繋がる訳です。

そして、先にも述べましたが、

共通言語、言葉の定義が揃う事が5番目に感じることです。

コミュニケーションがスムーズです。

このような組織が出来れば、
どんどんその雰囲気を
発信すべきですね!

人材が集まります。

以上、私の主観的な見方であり、
私に近かった方々を

一つの参考にさせて貰う中で
感じることです。

ここから、

私の経験を基にまとめたものが、メソッドですね。

『自信店長育成メソッド』
売上アップと人材育成が同時に進み3店舗、
5店舗の壁を
突破しスピードアップし
7店舗、10店舗へ到達する。

このステップにて餃子店や韓国料理店は、

1年や2年で10店舗以上の展開
合計120店舗程度の出店が
可能になった訳です。

まだその中で、社員が前向きに
やる気になる為の仕組(評価、独立

昇格等の制度・・・)
付随することは、諸々あります。
でも、大事な点は、5つです。

だから、最も大事な『 スピード 』に繋がる訳です。

10店舗超える経営者の共通点は、

スピードです。

時間に対する価値観が極めて高い事が
最大の共通点です。

遅いだけで、ダメです。

PDCAの回転速度、決断の速度、
その為のシステム構築です。

以上です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「飲食店10店舗以上展開する経営者の共通点」
についてお伝えしました。

改めて言います。
遅いのが一番ダメです。

お客様も社員も、
いつまでも待ってくれないです。

だからこそ、お客様も、
社員も巻き込み

ワクワク楽しい展開の
スキームを造るんです。
巻き込む側です。

巻き込まれる人は、
悪い気はしません。

寧ろ、嬉しいイメージです。
仕組みをつくりましょう。

起業でイメージする会社2社とも
巻き込み方が非常に上手ですね!

真似れる点は、
小さく真似ればいいんです。

真似方分からな方は、
質問して下さい。

疑問が解消すれば、
行動したくなります。

むずむずですよ!!

又、次回をお楽しみに!


飲食店3店舗、5店舗の壁突破
キーワードは、『スピード』です。
如何にスピードアップするか?です。