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こんばんは、
飲食店5店舗の壁突破
コンサルタント山口雄二です。

今日のテーマは、

『FL60%神話』についてです。

思いの外、この神話は、
多くの飲食店に浸透している。

が、その根拠、割合、コントロール方法・・・
は、付随していない。

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FL60%との意味は?
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売上高100%として
収益を10%〜20%位を出すには、
ウエートの高い経費の代表である、

原価と人件費の割合が、60%程度に
抑えないとダメだと言う一つの
目安に過ぎない理論です。

彼此、数十年前から言われている
理論です。

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FL設定は、戦略です
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F=原価
L=人件費

この2つに意味を持たせる事が、
お店対お店の戦いに勝つ秘訣です。

30%の原価
30%の人件費

と言う単純な視点では、如何にして

お客様に満足して貰うか?
働く社員にやる気満々で働いて貰うか?

と言う、根本的な事が抜け漏れとなります。

それでは、この厳しい競争に勝てる訳がないです。

他と差別化する為、
原価をウチは、40%掛けます。
500万円の売上で考えると、30%より10%
の上乗せ50万円分の価値の上乗せが出来ます。

30%原価での価値で経営すると、
売上は、400万円止まり、
40%の価値を掛ける事で+100万円

粗利で考えると、
400万円の70%=280万円

500万円の60%=300万円

粗利益で20万円のアップです。

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原価40%の代わりに
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立地を1.5等地に選定する事で
家賃が、坪あたり15,000円で
小規模型10坪〜15坪でと考える。

家賃が低く抑えれる。

小規模、カウンター中心の対面店舗で
初期投資も抑え、人員数も抑え、人件費を
20%の100万円で抑える。

と言う様なメニュー価値にウエイトを
掛けた店舗作り、運営手法をとる事で
同じFL60でも、原価30の良くある店舗
との競争力が格段に向上します。

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これからのFL60%の中身は
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ズバリこれからは、半々の30、30じゃなく

40、20
35、25

位の原価に率を掛ける事を小規模飲食企業には、
求めます。

そして、小規模、少メニュー、少人員の
お店作りを考えるべきとも求めます。

小さめのお店で、メニューを絞り
目玉メニューの売上構成比で勝負する。

その様な業態イメージです。

そして、社員1、2名で一人当たりの給与額は、
そこそこを出す、30万円以上、できれば、35万円
以上です。

そして、低い損益分岐点で、早期に3店舗を
展開する中期的視野を持ち、
60%の内訳を価値高く検討すべきです。

社員とお客様満足が高まる業態、経営体質が
重要なポイントです。

私の提案
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FLのF(原価)に重きを置き
小さなお店で少メニューで勝負です。
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