この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
なぜ御社の社員さんは飲食業界で働くのか?
ブラック業界や低賃金業界と
揶揄される事が、少なくない飲食業界
この事実は、経営層だけが、知っていることでは無く、
日々現場で頑張る社員さん自身も目耳に
している話であると思います。
世の中には、いろんな職種がある中、
なぜ、飲食業界で働くのか?
この疑問を感じることは、
日常では、ないと思いますが、
この際に一度考えて見て欲しいです。
なぜでしょうか?
1番に考えれるのが、
将来の夢、目標があること、
独立開業の夢があること。
他には、
学生時代バイトをした経験の中で
外食業の魅力を何がしか感じたからや
単純に、食べる事が好き、
料理をする事が好き、技術を磨きたいetc
多くの理由があると思います。
では、現実問題として、その自己の夢や目標に
向けて、現在真っ直ぐに進んでいる人がどれ位いるのか?
この現状を考えると、余り明るい思考では
考え難いのではないかと推測してしまいます。
飲食業の現場の仕事は、
日々同じことを繰り返す事が
ある意味求められます。
考えようでは、大手自動車業界などの
工場勤務である、期間工的な単純作業に
似た点があります。
工場勤務と比較すると、マイナス面が
ある意味際立ちます。
工場は、ほぼ大手の為、労働環境が
整っています。就業時間、就業日数、休日、休憩時間
週休2日性が当たり前で、時には、長期の休日もあります。
保険や年金もあり、賞与まで完備の所も少なくは
ないのが現実じゃないのでしょうか?
中小の外食企業と比較すると、
どうでしょうか?
賞与がない企業は、珍しくない事実、
中には、社保が・・・・という先も、
労働時間、時間帯、休日、、、、などについても
中々勝る所が見つけ難いのが現実です。
でも、多くの人々が外食業で働く現実がある
何を求めているのか?
この求めているものを考え、見つけると
採用、教育には、大きな気づきになると思います。
今後の外食業は、人材の採用と育成が
規模が大きければ大きい程、課題となります。
ここの中小の強みがあるのでは・・
中小の強みは、小さい事!
言い換えれば、機動力や方向転換力など
融通性が高い事が挙げられます。
外食業で働く人達が求める事を用意する。
この意思決定がし易いのも中小の強みです。
料理が美味しいや接客が良いや
お店がオシャレだ!にプラスし、
『働く人の目標や夢を現実にする会社』
になると決めると、強みが更に引き立つのではないか?
小さいからできる事があります。
小さいから厳しいのでは無く、
小さいから強い、強みを生かす事で
まだまだ成長できる余地はあります。
競争激化の時代は、変化に対応する事が求められ、
対応できる先が、成長する先です。
まさに、我らにチャンス到来です。
お客様に向けての思考にプラスし、
社員が前向きに働く事ができる環境作り、
どんな経営者の元であれば、前向きに社員は、
働くのか?
然程難しくは無いものです。
考え、経営方針に加えるべきでは無いでしょうか?