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店長の業務は大きく5つあります。
その中で、店長のメインとなる職務とは何でしょうか?

すごくシンプルに言うと
2つしかありません。

1つは、
来てくれたお客さんに
自分たちのお店のコンセプト通りに対応し
おいしい料理を提供する
お客さんに喜んでもらって帰ってもらう
そして、また来てもらう

という「顧客満足」を得ること。

2つ目は、
「顧客満足」を得ると同時に
あるべき売上をとり、必要な人材を投入し
利益をきっちりと残していく
という「会社満足」を得ること。

そして、
このバランスをとった運営をしていくこと。

つまり、
顧客満足と会社満足を日々の営業の中で
計画的に実現させること
店長のメインの仕事になってきます。

この
顧客満足と会社満足をバランスよく
実現していくことを専門用語で
「稼働計画と作業割当」といいます。

そこで今回のブログでは
この顧客満足と会社満足を同時に実現するために
必要な「稼働計画と作業割当」について
解説していきます。

 

 

 

 

 

稼働計画と作業割当について

字を見れば、何となくイメージは

描けそうですね!

稼働計画・・・・稼ぐ計画

作業割当・・・・仕事の分担

繋げると、稼ぐ為の仕事の分担の計画

と言えます。

ここで、ちょっと観点を変えて

店長の定義と言うものを

理解頂くことが必要になります。

店長の定義とは、

店長という職位の定義です。

私の定義です。

・店長とは、

 

 

 

 

 

 

『会社から預かったヒトモノカネを

最大限に活用し、お客様と共に働く社員を

歓喜させ最大利潤を追求する人』

このように定義します。

この定義を果たす為の技術が

5大職務であり、その目玉が

この稼働計画と作業割当であります。

要約すると、

お客様に最大限の満足を売りつつ

最大効率=高生産性を得るワークスケジューリングの

技術のことであります。

お客様に最大限の満足を売るとは、

コンセプトで定められた接客や料理提供の時間

クレンリネスの状態をぶれることなく

常に安定した店舗運営を行うことです。

 

前提は、コンセプトで定めた通りに運営を

行えば、お客様満足を得れるということが前提です。

 

最大効率とは、

会社利益の最大化を意味し、

高い生産性、高効率での店舗運営を指します。

分かりやすく言えば、少数精鋭での店舗運営です。

 

限られた店舗規模の中で

最大の収入を最小の支出(人員配置)で行いつつ

お客様には、コンセプト通りの満足を与える技術が

稼働計画と作業割当の技術なんです。

 

大事な観点は、

時間帯毎の入客数予測と

それを迎える陣形(フォーメーション)

役割分担です。

その為には、入客数に伴う

発生作業を予測し、その作業を消化できる

人員体制(レベルと人数)を揃える事です。

単なる頭数ではなく、”レベル”が重要です。

 

一人当たりで、何卓のテーブルを担当できるか?

コンセプト通りの作業を抜け目なく

できる事が求められるレベルです。

レベルに関しては、

次の部下の効果と教育のところで

詳しく説明します。

 

 

 

 

 

作業割当と稼働計画で大事なのは、

お客様に提供するサービスの基準と

その結果会社が得る、売上、利益、

その他経費関係の標準値が明確である事です。

 

店長は、お客様満足と会社の満足を

同時に勝ち得る事が役割です。

そして同時に共な働く従業員をも、

楽しく働ける様にです。

 

数値と状態で満足基準を定め、

その通りの運営を行う技術です。

店長は、ある意味技術者です。

映画監督、舞台監督

サッカー監督、

アメフト、ラグビー監督等と同じです。

 

あるべき演技、お客様に感動与える!

戦略通りの攻撃や守備で、勝つ!!

こんなイメージですね!

 

使うツールは、

QSCPチェックシート

ワークスケジュール

アルバイト教育カリキュラムです。

 

店長の上司のマネージャーと

2つの目で基準をチェックし

標準通りの運営、そして結果数値を

追い掛ける。

 

まさに、日々の店舗運営のことです。

飲食店経営は、

日々の運営が全てです。

日々の運営を制する店長が、成果を出す!

店舗運営の技術を

学び、実践です。

お客様、会社、従業員

この3つの満足を得る技術

それが、

作業割当と稼働計画です。