2020.08.10

飲食店多店舗化『大事なのは、スキームでなく中身だ！』

企業の目的の定義は一つ有名な言葉ですね！『顧客を創造する事』ドラッカーの言葉です。その為に、１、先ず見込み客を集める２、見込み客を成約し、既存客にする３、既存客に繰り返し購入して貰い固定客にするこのシンプルな流れを構築する事です。

飲食店流に言い換えると

１、先ずは、お店の存在と提供する価値を知って貰い、共感頂く２、共感頂いたお客様に一度来店頂く為の試作を講じ来店頂く３、価値を体験にて満足頂き次回の来店や口コミを期待する。こんな風に言い換えることが出来る。

多くの方は、この本質を理解していない

上に挙げた、１〜３とそれを飲食店風に言い換えた１〜３は、似ているようで違う点がある。その観点が多くの方は分かってない！売上をアップする手順としてその１、見込み客その２、既存客その３、固定客とするんですよ！と学ぶと納得する。そして、その為の手法として見込み客を集める為に〇〇◯でメルアド入手して、メルマガを送る。 SNSでいいねを貰い・・・インスタで・・・・と、方法を、手法を教えて貰い納得し、やってみようとする。

体系的に話を聞くと良いように感じる

その１〜その３の様に体系化し伝えられると、良い様に聞こえがちです。特に飲食店の人は、体系化が苦手な人が多い。ここに大きな落とし穴があります。確かにスキームを知る事は、大事です。でも、スキームに当て嵌める中身が有って初めて、そのスキームは、威力を発揮する。これも当たり前のことです。

スキームだけは、詐欺商法と同じ

スキームに踊らされるのが、人間です。いつの時代も詐欺商法が無くならないのが現実です。オレオレ詐欺なんて信じられないけど現実に起こっていることです。本来のスキームの意味は、単なる枠組みという意味ではなく、『枠組みを持った計画』を指します。中身とその計画の両方です。概要だけを知って実行しても、単にメルマガ、SNSを頑張っているだけ・・・大きな成果創造は、中々難しい。

本質は、中身！体験が飲食では肝！

飲食店で一番多い間違い、ミスマッチは、１、存在を知り、２、来店する。３、然程でもないと感じる４、もう来店しない。大事なのは、２の中身！ここが良ければ、次の様になる。・良かったね、美味しかったね！感じよかったね！・また来ようね！次は、誕生日に予約しよう！・誰々にも教えてあげよう、・インスタにアップしよう！この様な流れになる筈です。スキームだけじゃないんです。スキームを正しく理解するべきです。中身を含んだ、体系的な計画です。中身が本質です。スキームだけでは、一瞬は上がるかもですが、その３の固定客には繋がらない。飲食店の本質を正しく理解しよう！スキームに踊らされるな！！]]>