飲食店経営者が犯しやすい間違えその7『店長の役割』
飲食店経営者が犯しやすい間違えその7『店長の役割』
展開初期の飲食店経営者が
その意味合いの理解が浅く
間違ったり、不十分な業務進捗をしがちな
8つのポイント その7『店長の役割』です。
展開初期に最も重要なポイントであり
最も間違いや悩みの元となる点が、
この店長という役割のあり方です。
店長とは、
店長とは、役割の名称であり
固有名詞ではないです。
と言う事は、役割があり
その総称である訳です。
しかしながら、名前だけが先行し、
役割の中身が曖昧なのが現実じゃないでしょうか?
社長の悩みのNo1
経営者の悩み事は、
人材育成、特に店長育成がNo1です。
その理由はなぜなのか?
を考えて行くと、単純な事に気が付きました。
経営者によって、
『店長の役割』の答えが違うんですね!
もう少し詳しく言うと、
役割が明確でなく、曖昧である事が分かりました。
ここが大きな問題です。
役割が曖昧なので、何を求めるのか?
何ができるべきなのか?
どんな役割を果たす事が理想なのか?
この様な点が、非常に曖昧であるが故、
曖昧な接し方でのコミュニケーションになりがち
だと言う事です。
店長自身の悩み事とは、
経営者と同じ様に店長側の悩みのNO1を
調査すると、これも表現こそ違えど、
自分が、店長として求められる事とは、何か?
と言う観点が最も多い様に思います。
そして、その役割を果たす為の方法論が
分からない、悩みのタネだと言うのです。
如何でしょうか?
御社での現状を今一度考えて見て下さい。
この社長、店長の双方が持つ悩みを解決するのが、
一般論でいう、職務分掌の定義であります。
店長の定義です。
店長の役割と職務を明文化する事が
店長育成及び店長自身が業務を遂行するには、
重要なポイントとなります。
文であれ、箇条書きであれ
店長の定義を明文化し、良否が
組織として、個人として判断できる基準を
設定する事で、育成や自己育成にも
繋がる流れになるものです。
店長定義の事例として一つ挙げます。
店長とは、
『会社から預かったヒトモノカネを最大限活用し、
お客様と共に働くスタッフを歓喜させつつ、
最大利潤を追求する人。』
文としての事例です。
こんな定義を作る事です。
そして、より具体的なチェックが
出来る様に、業務チェックリストを
作成し、セルフ、上司チェックで相互理解を
深める流れに繋げる事です。
まとめ
・店長育成が難しいのは、店長の役割、責任が不明確であるから。
・店長の定義を明文化する事が店長育成の第一です。
→文面化、箇条書き化でまとめ、社長、店長相互理解できる事
・定義とは、役割や責任を明文化したものを指します。
・役割、責任の消化をチェック出来るチェックリストで管理する。
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