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飲食店の店長育成が難しい3つの理由

店長育成が難しいと思う3つの理由 多くの経営者の悩み事に 店長育成、教育の難しさが 真っ先に上がって来る。 これは、本当に深刻な悩みです。           ここでは、なぜこの悩みが 起こるのか? どのように解決すべきか? をまとめて行きます。

店長育成が難しいと思う要因:その1

なぜ、思うのか? その1です。

店長の定義が曖昧だということ

店長とは、役割の名前の筈です。 お店の長です。 ではその役割は何ですか? この問いに明確な答えがない事 ここに根本的な問題があります。 何が出来れば、 何を分かってないとダメか? どんな役割なのか? こんなイメージです。 これに正解は、基本的にはありません。 でも、お店が上手く行く為に機能する ことが求められますし、 その為の能力が必要になります。 も少し具体的にいうと、 お店が上手く行くには、 1、お客様の満足 2、会社の満足(収益) 3、共に働くメンバーの満足 この3つの満足が必要です。 この3つの満足を勝ち得るのが 店長の役割と言えるんですね! この辺りの考えをベースに 御社ならではの、『店長の定義』を 定めることが第1番目です。 その2番目です。

店舗の業態コンセプトが不明確

コンセプトです。 コンセプト=お客様満足の基準 と定義すると、 自店舗がお客様に提供する 『提供価値』を明確にし、理解して 現場で作業を通して提供することが 役割となります。 この提供価値が不明確であることで どのようにお客様に喜んでもらうか? この視点が曖昧な場合が非常に多いです。 故に、店長独自の思いで不安を抱えつつ 考え行動し、売りが曖昧な運営になり お客様満足に程遠い運営になる。 こんな現実です。 どのようにしてお客様に満足して貰うか? を具体的に8つの切り口でまとめたのが コンセプトです。 ここが不明確であることが、 店長育成の一観点を曖昧にしているんですね! 最終3つ目が

事業計画が曖昧だということです。

コンセプト通りの営業を行い いくらの売上を上げ いくらの利益を出すべきか? この基準を定めるのが 標準事業計画であります。 前提は、お店を作る投資の設定があり その投資を何ヶ月で回収するのか? という考えを数値で表したものです。 その基準を店長は、 月当たりの売上と利益の額で 理解します。 〇〇◯万円の売上ならOK! 〇〇万円の利益ならOK! この基準となる数値計画であり、 数値の基準値であります。 この数値が明確に設定され、 店長が理解していれば、現状の良否が 単純に理解できます。 頑張ったけど、まだ〇〇万円売上が 足りてないなあ! 利益は、基準に達している! と自己判断できるようになります。 基準に到達すれば、更に上を目指すべきですが、 一旦のノルマをこなせているか? の判断ができるか、できないか? その観点であります。 以上、3点ですね

まとめると

1、業態コンセプト=お客様に提供する価値基準 が不明確である 2、提供価値提供による、会社満足基準=事業計画 が不明確である。 3、上記、1、2より店長教育視点が不明確である 以上であります。

じゃあ、どうするか?

それは、簡単ですね! 業態コンセプトと事業計画を明確に 設定するだけです。 コンセプトと事業計画の策定に関しては、 またの機会に詳しく述べます。 今日はここまでです。 店長育成は、社長の思い、考えを コンセプトと事業計画に置き換え表現する事 からスタートです。 思いを言語化することが 教育のスタートです。]]>