飲食店売上アップに於けるCSとES・どちらが優先か?
新業態の開発
時代の流れが速い昨今
近距離に同一コンセプト
の店舗があることが
売上減の要因となっている。
そんな考えから
1店舗のコンセプト変更
を計画し、売上増を見込む。
この計画を進める中、
既存業態のターゲットを
再考し、新業態のターゲットを
絞り込んでいく作業を行う訳です。
ターゲットを明確にすることで
そのお客様が望む商品を
サービスを揃えメニューにする
既存店とは、上か下かの
客単価の少しズレた
美味しさや楽しさを想定し、
業態全体をイメージして行きます。
イメージが出来ることで
具体的な商品の開発や
運営の手法に繋がるからです。
仮コンセプトが決まる
仮コンセプトが決まる頃
ちょっとびっくり発言が!
このコンセプトを店長に
確認して見ます。??!!
四苦八苦して導き出した
仮コンセプトを店長へ!
確かに伝えることは、大切です。
しかし、その際の発言は、
店長に判断を求める!
その言い方でした。
如何ですか?
運営を直に行うのは、
店長だから、その店長が
納得する業態であるべき
それはその通りですね。
でも、よく考えると
店長にその業態を判断する才覚
が備わっているのか?
新しい事をやろうと
提案すると、大概、難しい!
これまでの方が良い、無理しない
方が無難と言う様な考えになるもんです。
それでも、相談をするとの事、
その意図は、業態の判断ではなく
言い変えれば、お客様満足の相談でなく
店長満足、従業員満足側の観点でした。
これは、小規模飲食店では、あるあるじゃ
ないでしょうか?
この流れは、大切な事ですが
ある意味重大な問題が見え隠れ
しているようにも感じます。
如何でしょうか?
見え隠れしている事とは?
お客様満足の前に
従業員満足を優先している事。
それもある意味そうですが、
もっと、大きな問題が有るかもです。
今回は、会社の現状から
問題点を見つけ出し、
その問題解決の為に
1店舗を業態転換すると
決めました。
そして、新業態で再アピール
することで、地域に於ける
シェアーを2業態で広げる。
即ち、売上アップし、収益性を高め
強いては、社員の満足度アップである
昇給、賞与のアップに
繋げる意味合いでした。
この業態チェンジの目的は
ある意味社員の為だったのですが
その判断を何も知らない社員が行う
という流れに問題が有ります。
言い変えれば、
社長が問題と思う観点と
社員が問題と思う観点は違う。
社長が思う問題解決の為に
行う事を社員に、やる気を
持たすためにや、理解させる為に
判断させるという所が
目的とその判断基準がズレています。
そして、ここにはもっと深い
意味合いが隠れています。
社員との信頼関係です。
社長が社員の為に
会社の収益改善を業態改善で
行い、社員満足度を高める
そして、更なる成長路線を
推進させると考えているが
その最も重要な目的が社員と
共有されていないが為、
社長が遠慮していると
いう事実です。
人材が経営者の大きな悩みです。
だからこそ、対策を打ちます。
でも、その対策の趣旨を理解して
もらえないでは、たまりません!
ここが悪循環の一つになって
ないですか?
社員と向き合い、充分話す
時間を取り、社長の考えを
伝え、社員の想いも聞きましょう。
たったそれだけできていれば、
遠慮は、不要です。
怖がることはないです。
社員のことを考え行う事に
社員は、協力しない手はない筈です。
考え、目的が一致し
業態改善や変更の作業を共に
行う事は最大の社員教育の場になります。
でも、一致せずに行う事は
不信感や意見の相違を生み
全く逆に進んで行きます。
理想は、
社員と共にお客様が喜んでくれる
為にを考え、その結果、自分達が
喜べる会社にする事です。
一緒に事に当たる!!
簡単そうですが、中々出来てない現実です。
ちょっと考えて見て下さい。
今日はここまでです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「お客様満足と社員のやる気」
についてお伝えしました。
どんな会社にしたいか?
社員との関係性をどうしたいか?
どうすべきか?
ハッキリ決めましょう。
正解不正解ではないです。
社長がどうしたいか?が大切です。
中々、自分の意志に忠実に
生きる事は、難しいものです。
私もこの1週間で大きな勘違いや
思い込みをしていた事や
大小不安を感じていたことについて
完全じゃないですが、
少し、春を迎える様な感じに
なる事が出来ました。
『人のイメージが全てを創る』
この事を学ばせて頂きました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
株式会社エフワンコンサルティング
飲食店5店舗の壁突破パートナー
山口 雄二
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