- 飲食店 店長育成
飲食店多店舗化『店長育成カリキュラム実践編』その9
店長業務の流れ(自信店長育成メソッド)
まずこの章では、 マニュアルとメソッドという考え方を 最初に理解します。 マニュアル=説明書、手順書 メソッド=ある目的を達成する為の 体系的な業務の流れ メソッドがあり、その中にマニュアルが 存在するべきだということです。マニュアルが活きないのは?
流れが不鮮明である事が殆どです。 全体像がメソッド そのパーツパーツがマニュアルだという事を まず理解する事です。 この前提を踏まえ第9章では、 店長の定義を果たす業務の流れ(全体を) 体系的に組み立て、店長の仕事を誰でも 自然に身につける事ができるようにする事が 目的です。自信店長育成メソッド
と別名名付けてます。 仕事の全体像を理解できる事で 自信を持って店長が業務を遂行できる。 故の名称です。 皆様の会社会社で独自の名称に 変更頂ければ幸いです。 自信店長育成メソッドは、4つのステップで 構成されています。 詳しくは、流れで説明します。では、自信店長育成メソッドの第一ステップです。
第一ステップは、現状の問題点の把握と 課題の明確化というステップです。 既存店に大事なことは、 問題点が明確か?という観点です。 常に問題が明確化され、それに着実に 取り組んでいる事が重要です。 ですので、第一ステップは、 問題を見つける、そして、それを課題に 置き換える事が第一ステップです。 視点は、 第一は、コンセプトの中身です。 QSCPを中心に、人員体制、レベルです。 第二に数値です。 これは、事業計画との比較です。 標準の事業計画と比較し、どの数値に 問題があるか? この視点をKPI(重点管理指標)に 基づきチェックする事です。 そして、問題点を明確にできれば、 この問題を解決する計画に落とし込む 事がこの章の目的です。 課題には、優先順位やいくつまで同時並列に 進めるか?を注意し計画する事です。 問題点が明確になり、改善計画が組めれば その改善に当たる事がステップ2となります。第2ステップは問題解決行動を通じて
組織作りが後ろの目的です。 チーム作りです。 一つの目的に向け皆が行動できる集団を作る 事を初期に行います。 具体的には、店舗ミーティングの開催を 合同、個別、集団(数名)で頻繁に定期的に 行う事で、改善計画がスムースに進む 下地作りを初期に行います。 下地が有る無しの差は、改善の日数に 大きく影響します。 急がば回れです。 また、この下地は、ステップ3以降にも 大きく影響をします。 第二ステップは、1で明確にした問題点を 解決する課題を通して、解決し、同じ方向性を向く 集団作りを進めて行きます。 店舗の状態的には、お客様の不満を無くす お店にする事、一度来れば2度来たくなる、 満足度が高いお店=コンセプト通りの運営 を目指す事です。 (浴槽に水が溜まるよう栓をする) 基本的には、問題は無くならないものですので、 月次レベルで継続です。続いて、ステップ3です。
ステップ3は、ステップ2で 風呂桶(浴槽)に栓をしました。 そこに水を張るステップです。 新規客獲得とリピーター育成の章です。 第二ステップで、満足度の高い運営レベルへの 問題解決を実施しています。(ing) ここで重要なのは、コンセプトの設定の考え方です。 再度復習の意味で、 コンセプトは、一度来たお客様が理想の 運営を体験すると、再来店する事がイメージできる 事が必須の要素です。 その流れを8つの切り口で表現する。 (その5、自店舗の業態コンセプトと標準事業計画) https://foodno1.co.jp/bg/archives/2198/ この運営にリピーター育成の施策を加味します。 施策は、自社で考えて貰えばOKです。 スタンプカードでも、チケットでも OKです。 これは、過去ステップで、お店の中は、 同じ目的を持って働くメンバーが育って来てます。 そのメンバーで運営するお店は生き生きしています。 生き生きしたメンバーが渡すチケットや スタンプカードは、普通とは違うものに なります。きちんと中身を説明し渡すでしょう! あといくつで満杯ですね! と言いながら、次回の来店促進をするでしょう! 故に、違うものになります。 ですが、できれば、ここで大事にしたいのが お客様個別にアプローチが取れる 顧客情報が取れるツールを準備する事が 理想です。 また、繰り返し来店する事で何某かの 楽しみが積み上がる仕組みが理想です。 例えれると、 ランクアップカード 店舗アプリ 最強は、上記2点の合体版です。 ここまで来れば、運営レベルで満足度は高く 施策的にもプラスアルファーが出来てきました。 ここで、新規の集客です。 この新規集客も一味違うものです。 通称)看板メニューマーケティング 関係性構築販促です。 ここで全て書くとかなり長くなりますので ここでは、下のリンクを貼りますので 詳しくは、こちらを見て下さい。 【リピーターで売上を上げる売上アップ方法】 https://foodno1.co.jp/bg/archives/1316/ 関係性構築販促では、リピーターになるべくした 初回来店を導く方法です。 第3ステップ最後に、ここで顧客管理を 導入します。 システムは、メール送信ができる事が 出来れば、どのようなシステムでもOKです。 理想は、 LINE@、自社アプリ、共用アプリ メルマガスタンドなどの準備が理想です。で、最終章ステップ4です。
この章では、顧客管理を管理して行きます。 理想である、ランクアップシステムがある前提です。 来店回数により顧客ランクを定義します。 ランクアップ毎にメリットを準備します。 理想は、サプライズで、”依怙贔屓”です。 リピーターこそ、お店の宝です。 これまでの販促の考え方を180度転換です。 新規を優遇するのではなく、 繰り返し来てくれているリピーターを 優遇、依怙贔屓する仕組み作りです。 その考え方の中で、 ランクアップカード、DM、紹介カード バーズディカードなどを活用し、お客様との 接点を繰り返し、繰り返し維持するのが 目的となります。 方法は、なんでもOKです。 基本的な考え方は、 1、リピーターを依怙贔屓する 2、繰り返し接点を持つ流れを作る 3、過度な値引きはしない この考え方の中で仕組み化を 考え、その実践です。 以上が、4ステップに於ける、 自信店長育成メソッドに流れです。 『一度来たお客様を永遠のお客様にする』を 基本的な考え方とした、ステップであります。 即ち、売上の上げ方の定義です。 この一連の流れで、売上が上がるんです。 売上の上げ方を自社内で決める事が 店長育成に繋がる訳です。 ですので、当メソッドは、 別名、売上アップと人材育成を同時に進めるメソッドとも 定義付けしております。 売上の上げ方が分かれば、店長育成がスムースに ならないですか? このメソッドを理解させる事が育成であります。 故に、売上アップ、人材育成同時進行と言えます。 最後になりますが、自社の店長定義の意味合い、
コンセプトと事業計画に沿った運営
これをメソッドに組み込み運営する これを仕組み化すると言います。 以上、店長育成ステップ9 店長業務の流れ、自信店長育成メソッド であります。 次は、最終章です。 店舗に於ける、人材育成 アルバイト育成の5ステップであります。 お楽しみに!!]]>